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JALの787の改修作業終了 [ボーイング]

ボーイングはテキサス州サンアントニオのグローバルサービス&サポートセンターでの最初の787改修作業を終えた。
3月7日にサンアントニオのラックランド空軍基地に空輸された日本航空向けの23号機は、11月13日にワシントン州のエバレット工場に到着し、型式証明に完全合致させるための8ヶ月に及んだ改修を終えた。

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8ヶ月という期間は必要とされた作業がいかに広範囲にわたるものだったかを物語っている。ボーイングの幹部は当初ZA177は「数ヵ月で改修を終え」、夏にはエバレット工場に戻ると言っていた。
23号機は今回、エバレットのワイドボディ製造拠点に戻り、JALの新しい塗装を施して内装を取り付ける。
ボーイングは現在エアインディア向けのGEnxを搭載した29号機の787を同じようにサンアントニオで改修しているほか、5機の747-8F試験機も改修している。
ボーイングの今の計画では、試験機のZA004, ZA005, ZA006を含む6機の787をサンアントニオで改修する。6機目の機体はまだ公表されていない。
改修作業は2013年まで続く。ボーイングはこの計画を「柔軟」といい、製造機を改修する必要があるときは製造能力を拡大できる、としている。
サンアントニオにいる間に、23号機はエアコンのシステムをすべて取り替え、客室内のダクトを改修し、関連するモーターやファンとそのソフトウェアを交換した。
加えて、機体の操縦系統のハードウェア、ソフトウェアも交換され、外側のエルロン、外側と内側のフラップとフラッペロンと、エレベーターとラダーシステムも変更された。
この機体は新しい電線配線もされており、2010年11月に発生した機内火災後に変更された配電システムの変更にも完全に対応している。
(2011/11/17 FlightGlobal)

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