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エアバス天津の物流会社が事業開始 [エアバス]

エアバス天津ロジスティクスが天津自由貿易特区の真新しい施設で営業を開始する。同社の物流施設はヨーロッパと同じ設計で、EADSとエアバスによる現在と将来の中国における業務提携プログラムをサプライチェーン管理の面からサポートするのが目的だ。
エアバス天津物流の設立セレモニーが行われ、中国の政府関係者、エアバス駐在とそのパートナー、航空業界の専門家などが参加した。天津にこの物流会社を設立したことで、エアバスは特に中国でのエアバスの物流輸送を世界のサプライチェーンに組み込むことで最適化を図ろうとしている。
現在、エアバス機の部品や装備品を多くの中国企業が製造、納入している。これらの企業はハルビン、瀋陽、天津、西安、成都、上海などに点在しており、それぞれが別のサプライチェーンで管理されている。連携し、一貫したサプライチェーンがあれば、エアバスの製造ラインの効率を上げ、物流コストを抑えることができる。
「エアバス天津物流は中国とそれ以外の都市のすべての産業流通を強力にサポートし、中国で拡大する我々の産業活動に必要なものだ。天津のエアバス物流センターはA320の最終組み立てラインとデリバリーセンターを持つ天津との提携の前進ステップだ。」とエアバスチャイナのローレンス・バロン社長は語る。「今回の物流改良の施策は機体の5%が中国で生産されるA350 XWBの製造もサポートする。」
2009年の10 月にエアバスは天津に物流ハブを天津自由貿易特区に設立する覚書に調印した。2010年には物流センターが仮施設で運用を開始し、FALCで組み立てられる機体に装着されるSINELSON AERO(天津)のA320のウイング装着プロジェクトとウイングスラットの組み立てと試験という2つの大きなプロジェクトに関わってきた。
(11/18 エアバス)
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