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ボーイングが737 MAXの詳細を発表 [ボーイング]

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ボーイングは今日、737 MAXファミリーのノーズギアを20.3cm伸ばすことを決定したと発表した。加えてこの新型機のスポイラーをフライ・バイ・ワイヤにするという。
同社の今回の発表によって、昨年11月にボーイング民間航空機部門のジム・アルバー社長が言及した鍵となる設計の特徴がいくつか明らかになった。
アルバー社長は前回、ノーズギアを15.2 - 20.3 cmの幅で伸長し、直径の大きいCFMインターナショナルのLEAP-1Bエンジンを取り付けられるようにすると語った。CFMは当初このエンジンのファンの大きさを1.74mとしたが、正確な直径は第4四半期の設計確定までに変更の可能性があるとしている。
MAXの就航は2017年で、サウスウェスト航空がローンチカスタマーだ。
検証の中で最も長く伸長することで、ボーイングはエンジン直径が若干大きくなっても対応できるようにしたことになる。ノーズギアを長くすることで、ボーイングはドアも変更することを余儀なくされる。
一方、新型のCFM Leap1-1Bエンジンは787と同様の設計でウィングに取り付けられるという。
フライトコントロールではスポイラーはフライ・バイ・ワイヤ入力によるが、それ以外は機械式のままになる。
また737 MAXはエアバスA350と同じく「 電動ブリードエア(高圧空気)システム」を採用する。この電動ブリードエアシステムによって、787の無ブリード設計を採用せずに、与圧と防氷装置に起因する燃費を改善できる。
ボーイングはまた、737のテールコーンを伸ばし、昇降舵の上の厚みを増すことでエンジン型式の変更に対応する。
ボーイングは737 MAXの翼端をわずかながら変更するかもしれないが、今回は詳細の発表はなかった。
同社は737 MAXにAviation Partners Boeingのウィングレットを取り付けるかどうかを明確にしていない。このウィングレットは今年引き渡されたすべての737に装着されている。

(4/11 FlightGlobal)
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