中国ARJ21が冠水テストを実施 [小型機]
(6/28 FlightGlobal)
Comac(中国商用飛機有限責任公司)がARJ21リージョナルジェット計画で冠水滑走路テストを開始した。
6月28日にARJ21-700が西安ヤンリャン空港で特別に作られたテストレーンで高速走行を実施した。このテストレーンは長さ100m、幅8mで最低水位12.7mm。
中国航空局とアメリカ連邦航空局の代表が同席した。
Comac
Comacによると同機は6月22日から冠水滑走路で地上滑走、離陸、着陸などの様々な速度で10回のテストを実施したという。冠水試験は航空機耐空性とエンジン空気取入口の安定性を決定する重要なテスト。このテストでは滑走路が浸水していても機体が地上滑走、離着陸できることを確かめるものだという。
今回は中国のリージョナルジェット機が初めて国際的な耐空性基準にしたがって設計開発する計画で、中国アメリカの双方の航空局から型式証明を受ける。
同機は2月から確認飛行を始め、1,500時間の飛行試験で280項目を行う予定。Comacによると、これまでに対気速度校正、自然着氷、エンジンナセル防氷、横風試験を終えており、失速試験を準備中だという。
ローンチカスタマーの成都航空は初号機を2011年末までに受けとる予定だったが、承認プロセスが遅れているため、最大1年延期されている。
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6月28日にARJ21-700が西安ヤンリャン空港で特別に作られたテストレーンで高速走行を実施した。このテストレーンは長さ100m、幅8mで最低水位12.7mm。
中国航空局とアメリカ連邦航空局の代表が同席した。
Comac
Comacによると同機は6月22日から冠水滑走路で地上滑走、離陸、着陸などの様々な速度で10回のテストを実施したという。冠水試験は航空機耐空性とエンジン空気取入口の安定性を決定する重要なテスト。このテストでは滑走路が浸水していても機体が地上滑走、離着陸できることを確かめるものだという。
今回は中国のリージョナルジェット機が初めて国際的な耐空性基準にしたがって設計開発する計画で、中国アメリカの双方の航空局から型式証明を受ける。
同機は2月から確認飛行を始め、1,500時間の飛行試験で280項目を行う予定。Comacによると、これまでに対気速度校正、自然着氷、エンジンナセル防氷、横風試験を終えており、失速試験を準備中だという。
ローンチカスタマーの成都航空は初号機を2011年末までに受けとる予定だったが、承認プロセスが遅れているため、最大1年延期されている。
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