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ボーイング、737 Maxの仕様を発表 [ボーイング]

600機を越える確約を受けた737 Maxについて、ボーイングはファン直径173cm (68in)のエンジンの採用など、詳細な仕様を公表した。
CFMインターナショナル製のLeap-1Bエンジンを装備する737 Maxファミリーはボーイングの性能ゴールに合わせるために特注のコアをつける、とジム・アルバーCEOはニューヨークで開かれたゴールドマンサックスのグローバル企業会議で語った。アルバー氏によると、直径173cmのファンを燃費と抗力と重量を兼ね合わせた「絶妙」のバランスだという。
ファンが大きくなることで、ボーイングはノーズギア(前脚)を15cmから20cm伸ばし、ナセルと地上の間を空け、誘導路の照明とぶつかるのを防ぐ。
ボーイングの次世代737チーフエンジニアのジョンハミルトン氏が2010年に語ったところによると、同社は前方電気室にある装置を移動させることで長くなったギアを収納し、ノーズブリスターフェアリングの必要はなくなったと言う。
アルバー氏によると一部の動翼にはフライバイワイヤを導入するが、どの動翼かは明かさなかった。関係者によるとスポイラーが機械装置からフライバイワイヤに変更するもっとも有力な線だと言う。
ボーイングは現在600機を越える737 Maxファミリーの確約を受けており、2017年の就航を予定しているが、「それより早くなるよう発破をかけている。」という。
「機体の(性能)保証どの程度にするかについて作業を進めており、これを決めれば今の顧客と機本契約を締結できるようになる。」という。
ボーイングは8月に737 Maxの開発に着手し、5社から496機の確約を受けている。このうちアメリカン航空の100機の発注だけが公表されている。
(11/4 FlightGlobal)
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