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ボーイング787が世界記録を2つ更新 [ボーイング]

ボーイングが787で、このクラスでの2つの耐久記録を更新し、性能の限界を広げた。
787試験機のZA006は、2機のゼネラルエレクトリック社製GEnx-1Bエンジンを搭載し、12月6日午前11:02にシアトルのボーイングフィールドを出発し、東回りでバングラディシュのダッカに向かった。飛行距離は19,835kmで、ニューヨーク、エジプトのルクソール上空を経由するルートで、200から250トンのこのクラスでの最高飛行距離の19,144kmを突破した。
この機体は、6人のパイロットと米国航空連盟のオブザーバーを含む13名を乗せ、バングラディシュで2時間停泊した後、現地時間12月8日05:29にボーイングフィールドに東向きに進路をとった。ボーイングフィールドに戻ったところで787はこの重量クラスでの世界記録となる世界一周42時間27分を樹立した。二回目の飛行はダッカを出発し、シンガポール、フィリピン、グアム上空を通過し、ハワイの北方でアメリカの空域に入った。
前者の記録は2002年12月から787が目標としていたもので、200-250トンクラスではエアバスA330-200が持っていた耐久記録で、フランスのツールーズからオーストラリアのメルボルンまでの16,901kmだった。
ボーイングは長距離飛行では5つの重量クラスで世界記録を持っており、KC135, 767-200ER, 777-200と777-200LRで記録を持っている他、777-200がこのクラスでの最高速度を1997年4月に実施したボーイングフィールドからマレーシアのクアラルンプールまでの飛行で記録を保持している。
(12/8 FlightGlobal)

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