A350の静試験機が最終組立てに [エアバス]
フランスのサンナゼールの冬らしい朝、エアバスA350初の静試験機用の胴体セクションがA300-600STベルーガ輸送機に搭載された。目的地はフランスのツールーズで、この機体の最終組立を行っている。この機体はESもしくはMSN5000戸しても知られており、飛行はせず、地上試験でこの航空機の複合材ウィングとパネル構造胴体の静強度試験に使われる。
今回のセクションは、9月27日にフランスのメルテで製造された最前方胴体のセクション11/12が納入されたのち、12月9日からサンナゼールで結合が始まった。MSN5000に続きMSN001がサンナゼールで11月初旬から初期組立が始まっている。
MSN5000の前方胴体は来年の第1四半期に中央胴体と結合され、ツールーズのMSN001の最終組立は第2四半期に開始される予定。A350-900の初号機は現在のところ2014年の上期に納入される。
(12/23 FlightBlogger)
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