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B787の4号機が飛行試験に合流 [ボーイング]

ボーイングはドリームライナーZA003の初飛行を終え、フライトテスト機は4機になった。同機は10:55にペインフィールドを出発し、14:01にシアトルのボーイングフィールドに着陸した。
レイ・クレイグとマイク・ブライアン両機長が3時間8分の試験飛行を操縦した。飛行試験プログラムに使用されるロールスロイスTrent1000エンジンを搭載した機体はこのZA003が最後になる。
「今回の試験飛行に先立っては膨大な量の新しいシステムの地上試験を実施した。技術、製造、運航部門がチームとして一体となり、初飛行を成功させた。」とクレイグ機長は語った。「このマイルストーンを支えるボーイングチームが一丸となっているのを見ることができて、非常に誇らしく思う。」
ZA003は飛行試験機の中で唯一、旅客設備と客室、乗務員サポートのシステムを装備している。この787はより快適な飛行をするための新しい乗客用の施設と設備を導入した。新システムには改良された照明設備、大きな物入れ、液晶シェードが付いた大型ウィンドー、入りやすい化粧室などがある。
これらの内装が型式証明の基準を満たしていることを確認することに加えて、ZA003ではシステムテスト、騒音性能、コックピットの操作性、電子機器、電磁波の影響、落雷時の電磁気の影響や双発機長距離運航(ETOPS)の試験が行なわれる。
「ボーイングチームはすばらしい仕事をしている。プログラムは順調に進んでいる。」とスコット・ファンシャー787プログラム部長兼ゼネラルマネージャは語る。「何を優先すべきかがはっきりしていて、全員がそれに集中している。」
(3/14 Boeing)
ZA003-FF-takeoff_ip.jpg
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